<本家コロナ真理教の人々①>byカイジロウ
【感染症専門家たち】
さて、この半年に色々と言及すべき事はありましたが、尾身氏の「ワクチンは効かなかった」発言、西浦氏の「トイモデル」発言は取り上げざるを得ません※①②。
未曾有の情報災害をもたらしたのだから、感染症専門家たちは、普通に黙って逃げれば良いのにと思いますが、人間は一度持ち上げられてチヤホヤされた経験を持つと、そうも行かなくなるのでしょう。
まず尾身氏は2025年6月の「そこまで言って委員会」の中で「感染防止効果はあまりないワクチン」「若者の接種は本人の判断で決めるべきだと私はずっと言ってきた」と発言しました。
開いた口が塞がらないとはこのことです。まず尾身氏が中心になってワクチン施策を推進してきたことは周知の事実で、この発言は事実に反します※③。現在ワクチン死亡認定のうち20才以下の方は13名おり※④、当時若者の接種は不要という見解が共通認識ならば、被害は止められた可能性があります。いえ、そもそも当初からコロナは、高齢者が死ぬ病気であることは明らかでした※⑤⑥。小林先生、木蘭先生は若者の接種を止めるよう訴えましたが※⑦、残念ながら世間の空気の中では少数意見でデマ扱いされました、そしてその巨大な空気の中心にいた首謀者は僅か3年でバックレたのです。
そして「コロナで42万人死ぬ」の西浦氏は2025年8月「あれはトイモデルだった」と発言しました。世間を恐怖のどん底に落とした言説は「トイ」つまり玩具的に簡易的だったと言うのです。彼は一人が感染させる人数を示す実効再生産数を2.5の定数に設定しており、初期から専門家会議の資料を漁っていた私は、この意味が分かりませんでした※⑧。これではまるで根拠もなく株価を一定率で上昇し続けると想定するような、トイどころかトンデモモデルです。
私はそんな彼らに対し、今なお怒りが湧かない世論が不思議で仕方有りません。「あの時は仕方なかった」でしょうか?「騙された自分に向き合いたくない」でしょうか?「とにかくコロナが終わったからいいじゃないか」でしょうか?
騙された人は何度でも騙され続けます。それを断ち切るのは我々の未来へ向けた真摯な反省でしかないのです。
※①)尾身茂氏が「若い人はワクチンを打たなくてもいいと言った」と発言(アゴラ:2025年6月8日)
https://agora-web.jp/archives/250608105500.html
※②)西浦博氏の「トイモデル」の誤りは最初からわかっていた(アゴラ:2025年8月27日)
https://agora-web.jp/archives/2046424.html
※③)尾身氏「若い人もワクチン接種したほうが良い」 岸田首相と面会(FNNオンライン:2022年4月7日)
https://www.fnn.jp/articles/-/343607?display=full
※④)副反応疑いデータベース(Age(to)に“20”、請求内容の“死亡一時金・葬祭料”をチェックすると13件ヒットします)
https://www.covid-vax-side-effect-jp.net/#/approved
※⑤)新型コロナを怖がっているみなさんへ(小林よしのりブログ:2020年12月11日)
https://yoshinori-kobayashi.com/21661/
※⑥)「コロナ死亡の平均年齢は82歳」それでもコロナ対策をすべてに優先させたままでいいのか(プレジデントオンライン:2021年12月28日)
https://president.jp/articles/-/53323
※⑦若者、子どもにワクチンを打ってはいけない~心筋炎・心膜炎について(小林よしのりライジング Vo.409:2021年9月7日)
https://ch.nicovideo.jp/yoshirin/blomaga/ar2048297
※⑧)新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(2020年5月1日/P.3に実効再生産数の記述があります)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/senmonkakaigi/sidai_r020501_1.pdf
あの時なにがあったのか、
誰がどんなことを言ったのか、
みんなきれいさっぱり忘れ去って、
騙されたことすら自覚してないのだから、
反省なんかするわけもなく、
今後も必ず何度でも騙されるでしょう。
それでも、ひとりでも気付く人が
増えることを願って、
事実を言い続けるしかありません。
新シリーズ『本家 コロナ真理教の人々』
次回もお楽しみに!





















